小学校への学習支援活動
先日、このブログで紹介したアカボシゴマダラチョウは、結局ほんの4~5日のはかない命であった。オオムラサキと同じで羽化してからは、飼育小屋の上の方にとまっている事が多かったので、キウイなどを半分に切ったものを置いておいたが、残念なことに短い命であった。
かんじんのオオムラサキの方は順調に成長しており、上の写真では約3cmほどだが、4cmほどの個体もいる。ただ、越冬幼虫は20頭程いたはずなのだが、確認できたものは4頭だけになってしまった!
昨年はこんな事はなかっただけに原因は不明である。
一昨日、市内小学校2校に追加のエノキを各4本と観察用の飼育かごキット、それから「オオムラサキ通信」(一般向け)と「オオムラサキだより」(小学生向け)を届けてきた。学校関係には、すでに4月上旬に越冬幼虫約20匹ずつと、エノキ各3本ずつを配布済みであったが、今回はその追加分と言うことになる。
実は、今年初めての試みとして、小学生にオオムラサキの出張授業を開かせていただく予定だったのだが、今年のコロナウイルスの関係で中止せざるを得なくなってしまった。そこで、少しでもオオムラサキの事を知ってほしくて、小学生向けの「オオムラサキだより」を作成し配布してもらうことにした。