アカボシゴマダラチョウの羽化
かねてよりアカボシゴマダラチョウではないかという疑念を抱いていたが、いざ羽化してみると赤い斑点がない!あれ!ということはゴマダラチョウ?
ところがよく調べてみると、越冬して春に羽化したアカボシゴマダラチョウは、白化型といって白い個体で産まれてくるものが多いらしい。また、この写真では見えていないが、羽の裏側にほんの少しうすい赤の斑点らしいものが見えること、そして何より羽の模様の違いから、やはりアカボシゴマダラチョウである事が確実になった。
アカボシゴマダラチョウは、生態系被害防止外来種に指定されており、在来種への影響が大きい事から、本来飼育や栽培が禁止されているという。
おそらく、今年いただいた幼虫の中にまぎれていたのだろう。このまま放蝶する事はできないので、小屋の中で飼育するしかなさそうだ。