身体の色が茶色くなってきました!
今年は9月以降、大きな台風が何度も上陸・接近したりで、自分の住む千葉県は大きな打撃を受けました。猛烈な風により屋根がとばされたり、ゴルフ場の鉄塔が倒れたり、河川が氾濫してしまったり・・自然の猛威は人々の生活を一変させました。
また、昨日は接近してきた台風の影響で、10月1か月分の雨がわずか半日で降るなどして、亡くなった方も出てしまいました。心からご冥福をお祈りしたいと思います。
さて、そんな厳しい自然状況の中、我が家のオオムラサキたちは、ここまで25頭全て生き抜いてきました。台風対策のようなものは特別行いませんでしたので、こちらも自然界で生きる虫たちの生命力の強さを感じています。
10月も後半に入り、幼虫たちの一部に身体の色の変化が見られるになってきました。おそらく四齢幼虫になり、越冬の準備が始まっているのだろうと思います。
気が付くとエノキの葉を食べているものもいますが、大半は枯葉の上でじっとして動きません。いずれ、すべての葉が落葉する頃に、自分で枝や幹をつたって地面に降り、枯葉の裏などにひそんで春を待つようです。
ただ、まだ身体の色は緑色のままで時折エノキの葉を食べているものもいるので、3本目のエノキを投入しました。3本のエノキを自由に行き来できるように、枝の上と下をスズランテープでしばってみました。